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  • 2018.12.22 Saturday
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Das Beste oder nichts @ BAR ENGINE

 先月の最終週に開始した、カクテルの量を1.5倍に、所謂、国際基準にして営業を続けているENGINEですが、お客様から「ありがたい」とのお声を頂いておりますので、もう少し続けてみようと思います。
 
 ところで、最近ハウスカーは何処行ったの??と言うご指摘を頂きましたので、その事について書きます。

クルマの話&久々なので、長文書きます!
頑張って読んでね!


当然、ハウスカーは存在しております。ですが、以前のハウスカーだったアウディのA8は、新しいオーナーの元へ旅立ってしまいました。。。え??もう?? そうなんです。ENGINEはクルマ屋さんでもありますので、「これください。」と言われてしまうと。。。。

いつまでもクヨクヨしていてはいけません。ENGINEですから前進あるのみです!と言うわけで、通算5代目となるハウスカーを導入致しました。

新しいハウスカーは1994年式メルセデスベンツS500Lです。(因みに私の大好きな品川2ケタナンバーです♪)
ルームミラーも電動!!(はっきり言っていらない)





5230×1885×1490という超でかいサイズです。そして、メチャメチャ重い!!2150Kg!!
クルマ好きの間では通称W140と呼ばれるクルマであります。最近ダイムラーベンツのテレビCMで
「DAS BESTE ODER NICHTS」

と、ワケの判らん言葉を、創業者の言葉じゃ!と声高らかに騒いでいますが、このドイツ語の意味は

「最善か、無か」

すばらしく誇り高く、崇高なコーポレートポリシーであります。この、「最善か、無か」を地で行った最後のベンツといわれているクルマ(現在では苛烈な販売戦争によりそれが守られていない。)がこのW140、ENGINEの新ハウスカーであります。

バブル経済当時、「やくざベンツ」とか「戦車」と揶揄されたW140ですが、現在では時も経ち、イメージも丸くなったような気がするのは私だけでしょうか?
だんだん良い個体も減ってきていて、乗るなら最終のご案内の時期に来ているクルマであります。「最善か無か。過剰品質」と言われた最後のベンツであり、
最高のショーファードリブンカー、W140を皆様に味わって頂きたい。そんな気持ちからハウスカーへの採用と相成りました。


この後の型のW220時代のSクラスになると、ダウンサイジングされ天井が低くなり、乗員は以前より寝た姿勢で座るスタイルになります、結果、シートも薄くなり腰への負担も増え、それを知っていたベンツはマッサージ機能を付けてきます。また、シートの材質もヤシ繊維からウレタンフォームに変更されコストダウンされています。当然通気性が下がります。結果ベンチレーターという扇風機をシート裏に搭載しました。なんか、本質からずれてますね。W220時代のベンツはトヨタのセルシオのあまりの素晴らしさに度肝を抜かれ、またその収益性の高さに憧れ、迷走していたんです。そして、コストダウンが日本のメーカーのように得意でなかったベンツはコストダウンの手加減が判らずにやり過ぎちゃったり、足りなかったり、まさに迷走状態でした。古くからのメルセデスユーザーはそれを感じ取り、「前の俺の車に戻せ!」というクレームが多く寄せられたそうです。
 環境の為じゃないの?と言う人ががいますが、環境に関しては当時(今でもね)、ドイツは世界の最先端を走っていました。その証拠にエンジンルーム内に無数に走るハーネス(配線)はリサイクル品を使っています。(このせいで良く壊れる、後に対策品がでた)

その、コストダウンをする前の過剰品質と言われた頃のメルセデスの最後のベンツW140。
最近では北朝鮮の金正日がこれのプルマンリムジンをいまだに使っている映像がテレビで流れていました。
独裁者である金正日、つまり、可処分所得が異様に高いあのお方が、新型のベンツに行かず、W140に乗り続ける理由は、それは、買えないという理由ではないと思う。。
独裁者ですから最高級じゃないとダメなんですよ。
え?ファントム?
経済制裁うけてますので買えないんです??(爆)
ていうのは冗談で(現行のSクラスも車列に混じってますので何らかのルートで買えるはずです)恐らく、安全性が高いからではないでしょうか。例えば窓の厚さ。
純正の窓ですら、厚さが約1cm!あります。
内訳は外側のガラス3mm、内側のガラス3mmそしてその間の空気層3mm、計9mmです。それだけ厚みがあれば、外からの騒音も遮音され、外気温との差による曇りも解消されます。建築の世界ですら、中間に空気層というのは、私の知る限り一般的ではありません。そして、それを支えるサッシも9mm対応。そうです。防弾ガラスがイージーに入ります。
安全性への妥協泣き姿勢、それは車重にも現れています。
発売時期がもっと新しい先代ハウスカーのアウディA8はオールアルミニウムボディを早くから採用し、フルサイズセダンながら1800kgという驚異の軽量化を達成。対するベンツS500Lは2150kg!!
350kgも重い。現在では環境やコストダウンのために軽量化は自動車メーカーにとって至上命題の一つであります。なぜなら軽いクルマは、パワーが少なくても(排出ガスを押さえやすい)加速良く、タイヤが細くても良く曲がるからです。つまり、比較的簡単な技術であらゆるファクターを達成できるからです。しかし、このW140の開発時は環境という社会的ファクターはあまり重視されていなかった。当時の自動車においての進んだ社会性は安全だったからです。その社会性、安全とは自動車の本質ですが、それを高める為には莫大な設備投資が必要です。当時の輸入車のカタログには「○○km/hでぶつかっても大丈夫」という謳い文句が良くありました。その○○km/hの値は全ての日本車が玉砕する数字だったそうです。
その安全性を高める最善の方法は、簡単に言うと大きくて重いクルマを作る事です。大きくて重いクルマならぶつかった時により安全なんです。今のご時世にええ?という感じでしょうが、世の中が変わっても地球がひっくり返らない様に、物理の法則も変わりません。そして、安全とは自動車において本質的な事なのです。環境性能は機械としてクルマを見た場合、本来の目的「より速く、より遠く、安全に人を運ぶ」の付加価値に過ぎません。その付加価値を最重要項目としている現在の日本車には崇高なポリシーを感じる事は出来ず、結果「欲しいクルマが無い」現象につながっているように感じます。W140は大きくて重いクルマを快適に動かす為に、DOHCエンジンを搭載し、油圧の補助サスペンションを、そして、現在のクルマでは常識となっているCAN(高速通信ケーブル)によるコンピューターを用いた総合車輌制御を世界で初めて採用しました。「最善か、無か」を突き進めた結果、新しい技術を生み、採用する。これこそが自動車メーカーの生きる道だと思うし、我々クルマ好きに、夢と憧れを提供する源ではないかと思います。

昔のベンツが良かった理由。それはノスタルジーではなく、自動車の本質を恵まれた社会情勢で追求していたからです。

しかし、しかしですよ、

W140発表当時1992年は日本はまだバブルの残り香があり、世の中イケイケで日本では結構売れた。しかし環境先進国ドイツではもうエコ意識が始まっていた。その結果、過剰なクルマW140は、酷評され歴代Sクラス最悪の売り上げとなってしまった。

ドライブフィールは次回。



 SOUP UP  ENGINE  
FUEL  FOR LIFE
 
HOUSE CAR 好評稼働中(月、水、金曜日はお迎えに伺います!) 
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bar ENGINE(南麻布 バー エンジン @ 古川橋 みずほ銀行裏)
東京都港区南麻布2-10-17
TEL:03-6427-0911
E- MAIL:info@gallerybob.co.jp
http://www.gallerybob.co.jp/


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  • 2018.12.22 Saturday
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